はじめまして、まめねこと申します。主にInstagramで知育やママ達のお悩み漫画を投稿している、3歳と7歳の2人の男の子ママです。この出来事は、2020年7月~2021年1月までの半年間に不定期で起こり、その後、一連のことをまとめて「鬼の話」シリーズとしてInstagramに投稿したものです。

このシリーズには、怖い出来事があった部屋の写真を載せたことで霊感が強い方達からたくさんのDMをいただくなど、さまざまな反響がありました。※その後、画像はイラストに修正してアップし直しています。

そんなInstagramでの裏話も交えながら、この「鬼の話」をお伝えできたらいいなぁと思っています。またその後の我が家がどうなったのか、というお話も後々出来たら嬉しいです。よかったらぜひお付き合いください。

5年前に移住した家で起こった不思議なこと

川崎市でサラリーマンを約10年、その後、東日本大震災をきっかけにとある地方に移住し、5年。そこからさらに、より良い子育て環境はないかと探し始めた矢先に出会ったのが、今住んでいるこの場所でした(2回目の移住ということです)。

山奥の小高い場所に建つ一軒家で、“ご近所”と言える民家もちょっと離れた場所にあり、パジャマで家の前をうろうろしても誰に見られる心配もありません。夫婦で一目惚れし、即移住を決意しました。

とはいえ、築50年、空き家歴10年のその家の中は当初、動物が入った痕跡があったり、蛇の抜け殻、大量の虫の死骸があったりと散々たる状況。それでもどうにかして住みたくて、水回りなど最低限の部分はリフォーム会社にお願いし、あとは自分たちでコツコツとセルフリフォームしながら暮らし始めました。

最初の数年は何のトラブルもなく過ぎたのですが、4年目にして突如、不思議なことが起こり始めました。霊感なんて全くないし、過去にそういった経験も皆無(金縛りくらいは経験ありますが、脳が半分寝てるだけですよね?)。

そんな私でも、「不思議な世界って本当にあるんだ」と信じるに至った一連の出来事を全8回で連載します。第1回目は、この出来事の発端、当時2歳の次男が「おともだちがこわい」と言い出したエピソードです。

漫画/まめねこ