2021.07.06
# ゲーム # AR

位置情報とARを利用した画期的なゲーム『ポケモン GO』配信開始から今日で5年

サイエンス365days

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位置情報とARを利用した画期的なゲーム

2016年の今日(7月6日)、スマートフォン向けゲームアプリ『ポケモン GO』が、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでサービスを開始しました。

『ポケモンGO』は、位置情報とAR(Augumented Reality, 拡張現実)技術を使用して「実際にポケモンを捕まえている気分になれる」ゲームで、配信以来大ブームを巻き起こしました。

AR(拡張現実)を使用してポケモンを捕まえる photo by iStock

まず、このゲームの目を引くところはやはりARの使用でしょう。

ARとはAugumented Reality、すなわち拡張現実のことで、我々が知覚する世界にデジタル情報を追加し、人間の現実認識をより強化することを指します。

プレイヤーはスマホのカメラを通して現実世界を探検し、そこに写ったポケモンを捕まえます。これによって、実際にポケモンを探して、捕まえている気分になれるのです。

また、GPSを使用していることもポケモン世界への没入感に拍車をかけます。

これまでのスマホゲームとは異なり、『ポケモン GO』では一ヵ所にとどまっていてもポケモンを捕まえることはできません。

位置情報を頼りに実際に自分の足で歩き、ポケモンの近くに来てようやく捕まえるチャンスを得ることができるのです。なかには限定のポケモンを捕まえるために海外にまで出向いたという人もいました。

こうして、新規性が注目された『ポケモン GO』は空前の大ヒットを記録しました。連日ニュースではこのゲームについて報道がなされ、その中には「『ポケモン GO』をするために歩いていたら肥満が解消された」というものもありました。

しかし、それに伴ってこれまでに見られなかった問題が浮上してきたのも事実です。

ポケモンを捕まえるための不法侵入、歩きスマホや運転中の「ながらスマホ」に起因する死亡事故も発生したのです。

このことは新たな技術が開発されたときに、我々の生活も変わらざるを得ないということの好例のような気もします。

photo by iStock

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