2021.07.07
# 介護

親が「介護が必要」になったとき、なるべく「給料を減らさず」介護するテクニックを大公開…!

荻原 博子 プロフィール

「介護休業」通算で93日間給料をもらえる

「介護休暇」休んでいる間はお金が出ないとの違い、「介護休業給付金」が支給されるのが、「介護休業」です。

「介護休業」は、介護のために2週間以上の休みが必要な人が対象で、介護対象の家族1人につき3回まで、通算で93日まで休むことができます。

通算で93日ですから、親に異変が起きたので1ヶ月のまとまった休暇を取って兄弟で順番に介護し、いよいよ大変な状況になりそうなので、介護施設をいろいろと見学するのに1ヶ月の休暇を取り、さらに入所した後に大丈夫か見に行くために休みを取るという使い方もできます。

 

「介護休業給付金」は、原則としては休業開始時の賃金日額の約67%です。たとえば、月平均15万円の給料の人が1ヶ月「介護休業」を取るとすると月額約10万円、給料が平均20万円だと月額約13万4000円、給料が平均30万円だと月額約20万1000円が、トータルで約3ヶ月間にわたって支給されます。

ただし、「介護休業給付金」の支給額には「33万6474円」という上限があるため、それを超えるぶんは、どんなに給料が高くても支給は受けられません。

また、「介護休業給付金」は、休んだ後に職場復帰してから申請する仕組みなので、支払いを受けるのはその後になり、休業中している間はもらえない点は注意して下さい。

同じ介護対象者については、原則として1回しか利用できませんが、働いている家族のそれぞれが取得することができます。

たとえば祖母が介護状態になった時、父親が3ヶ月の「介護休業」を取った後に、母親が3ヶ月の「介護休業」を取り、その後に娘と息子がそれぞれ3ヶ月の「介護休暇」を取って、1年間、祖母の面倒を見るというようことは可能です。

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