すでに国内でも40度を超える日が出るなど、日本列島は広範囲に渡って猛烈な暑さに襲われている。さらにコロナ禍とあってマスク着用で体感温度は上がるばかり…もはや対策なしでは外を歩けない。ただ外を歩くだけでも熱中症のリスクが高まるなか、外出時に持ち歩けるハンディ扇風機など「扇風機」は欠かせない存在。
そんな中、数年前から爆発的に認知度が高まっている「着る扇風機」こと“空調ウェア”なるものを知っているだろうか。耐えられない暑さになりつつある今、もう売れ始めているワークマンのトレンド傾向や売れ筋ランキングを紹介する。

おしゃれさも完備!「着る扇風機」のトレンド
もともとはプロの職人向けに作られた空調ウェアではあるが、今や老若男女を問わない人気アイテム。「着る扇風機」として親しまれ、トレンド感もキャッチしたデザインに人気が集まっている。売れ筋ランキングを見る前に、今年ならではのキーワードをチェックしたい。
■動きやすいベストタイプが人気

空調ウェアは従来、上半身全体に風がめぐるよう、気密性が高い生地でつくられた長袖のものが主流だった。しかし最近では普段使いする人が増えたため、ベストタイプの人気も高くなってきている。扇風機の電源を入れていないときでもスタイリッシュに見え、求めやすい価格帯なことも人気の秘訣のよう。
■ファンの穴が隠せるタイプで日常使い

これまでの空調ウェアはファンを取り外すと穴が開いたままになってしまい、空調ウェアとしてしか使い道がなかったが、ワークマンはこの課題に注目し、ファンを取り外した後、穴をふさげるタイプを数量限定で発売。とくにアウトドアシーンでのニーズが高く、現在は販売終了している店舗も。
■ファッション性の高い『シェルシリーズ』は作業現場でも人気

従来の作業用のデザインから一新し、一般向けとして発売された「WindCore シェル」シリーズは今期で3シーズン目。毎年改良を続け、様々なシーンで着用できるこのシリーズは、売れ筋ランキングの上位にもランクインするなど、猛暑対策ウェアとしてダントツの人気。その快適さから、作業用として現場で使われれることも多くなった。