メディアは報じない…皇后陛下が、オリンピック開会式の欠席を決めた「意外な事情」

両陛下を晒し者にするわけにはいかない

宮内庁の西村泰彦長官が、東京五輪によるコロナ感染拡大を「(天皇が)ご懸念されていると拝察する」と述べ、波紋を呼んでから半月あまり。五輪開会を間近に控えて、皇室が決断を下した。

「紆余曲折の末、皇后陛下は開会式を欠席し、天皇陛下がおひとりで参加して開会宣言を述べると決まったのです」(宮内庁関係者)

この関係者によれば、もとより天皇皇后は「コロナで苦しんでいる国民のことを思えば、派手な演出の式典に出ることは控えたい」と、参加そのものに消極的だったという。一方、官邸は当然のごとく、天皇皇后揃っての参加を要求した。

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「宮内庁は『式典の詳しいプログラムや他の出席者もわからない中、両陛下を晒し者のようにするわけにはいかない』と難色を示し、対する官邸はのらりくらりと回答せず、調整は難航しました。

最終的に、皇后さまにはまだ体調不安もあるということで、陛下おひとりの出席で落ち着いた。開会宣言には本来『近代オリンピアードを祝い』という文言が入りますが、これを削除したうえで宣言を述べるのではないか、との見方もあります」(別の宮内庁関係者)

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