金利が上がれば日本も米国も「財政」が破綻する、その先に何が?

1200兆円の1%は12兆円
大原 浩 プロフィール

子供に親の借金を返させることが正しいか?

「親が子供の将来を心配し、責任を持つ」というのは至極当然のことだと思う。

例えば色々な物語で、親の借金を返すために娘が身売りされたり、子供たちが奴隷のように働かされる事例が出てくる。このような子供たちを何とか救ってあげたいと感じるのが人情である。

やむを得ない事情が存在する場合もあるが、ただ親がぜいたくをしたいからと言って借金を重ねて子供たちを追い込んだりしたら、ほとんどの人々がそのような親に対して激怒するであろう。

しかし日本国=「日本家」で、まさにそのようなことが行われているのである。

前述の国家財政問題において、年収600万円の世帯が1000万円以上の散財を借金の積み重ねによって維持できたとしても、子供世代にそのつけが回ってきて破綻するのは火を見るよりも明らかだ。

 

個人の場合は「相続放棄」(ただし相続を知ったときから3カ月以内が原則)をして逃れるという手もあるが、「国家の借金」の場合はそのような制度は無く、次世代の国民が必ず負担しなければならない。

現在の若い世代から見れば「放蕩三昧して多額の借金をつくった親の後始末」をしなければならないということになるのだ。

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