2021.08.06
# 飲食店

瀕死の高級フレンチ「ひらまつ」に77億円の出資を決めた「意外すぎる企業」の名前

内紛と訴訟を経て

高級フレンチ「ひらまつ」が経営危機に陥っている。'21年3月期の最終損益は41・1億円の赤字となり、前期の20・9億円から赤字幅を拡大した。

創業者の平松博利氏が西麻布の地でひらまつ亭を開店したのは'82年のこと。飛ぶ鳥を落とす勢いで全国30ヵ所以上に店舗を拡大、'01年にはパリにも出店してミシュラン一つ星を獲得した。'10年に東証一部上場も果たし、宿泊施設を備えたレストランもリゾート地に展開している。

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だが、過大投資のつけがまわり、経営は右肩下がりとなっていた。

「'19年には投資ファンド『アドバンテッジアドバイザーズ』から20億円を調達しましたが、『内紛』も起きています。平松氏は'16年に代表を辞め、業務委託料をもらいながら京都にある店舗の運営に関わっていた。ところが投資ファンドの指針で平松氏への支払いが打ち切られたことで、訴訟に発展したのです」(経済部記者)

今年3月に和解が成立したものの、コロナ禍が外食・ホテル事業に残した傷跡はあまりに大きく、再建は至難と見られていた。

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