2021.08.14
# エンタメ

J.Y.Parkの「LOUD」、話題の「THE FIRST」「ガルプラ」まで…オトナ必見の最新オーディション番組3選

K-POP ゆりこ プロフィール

「高みへ導くリーダー」と「力を引き出すリーダー」

この番組の見どころは何と言ってもJ.Y.ParkとPSYの「名言」と「指導者としての姿勢」だ。

J.Y.Parkに関しては「Nizi Project」での印象と少し異なるかもしれない。今回はややスパルタ気味だ。前回が「娘を導くパパ」だとするなら今回は「息子を鍛える親父」の顔。本人も番組の中で「息子が欲しくなった」と発言していたので、そんな気持ちで指導していたのだろう。途中審査で1位になった候補者に対しても、今回はあえて誉めないようにしたという。

「スターになる才能にあふれていたので、自分が褒めてしまうことで彼が怠けたり、油断したり、乱れてしまうのではと思った」

これは「Nizi Project」のエース・MAKOへの態度とは全く違うもの。「傲慢になるな、謙虚たれ」という信念は一貫しているが、相手に合わせて対応を変えているところに「プロ上司」っぷりが現れている。

一方、もうひとりのメンター・PSYは違ったスタンスをとる。

「若い頃最も尊敬できなかったのは、自分ができないことをやらせる大人だった」と若者の心に寄り添い、そして「どんな時でも僕を思い切り利用してほしい」と伴走する姿勢を見せる。

Photo by Gettyimages
 

J.Y.Parkが「プロとしての高みへ導くリーダー」だとするならPSYは「自発的に能力を引き出そうとするリーダー」なのだろう。少年たちがJYP、P Nationの両社で特訓を受けるエピソードがあるのだが、JYPではスキル向上、P Nationではクリエイティビティ向上といった「成長の方向性」にも違いが出ていたように感じる。

どちらが正解、ではなくどちらも正解。個性あふれる2人の“カリスマおじさん”が愛と笑いを持って、時に厳しく新人育成してゆく姿から何らか得るものがあるはずだ。

【LOUD】
名言頻出度★★★★☆
ステージ圧巻度★★★★★
涙腺ゆるみ度★★☆☆☆
(dTVで配信中)
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