『おかえりモネ』視聴率低迷の原因は、朝ドラヒロインに必要な「2つの条件」にある

なぜ視聴率は徐々に下がったのか

朝ドラ『おかえりモネ』が想像以上に苦戦しています。初週こそ平均視聴率18.4%とまずまずのスタートを切ったものの、その後はジワジワと数字を下げていき、先週はとうとう平均視聴率15%台にまで落ちてしまいました。

主演の清原果耶は、19歳と若いながらも実力・実績は文句なし。それゆえ安心感をもって見始めた『おかえりモネ』だったのですが、残念ながらその評価はイマイチです。彼女の演技力を信頼しきっていた私ですら、「あれ、意外に……」と初めて疑いのまなざしを持ってしまったほど。

でもそれは間違いで、やはりこの不調は、彼女の演技がどうこういう問題ではないと考えています。

NHK 連続テレビ小説『おかえりモネ』公式サイトより
 

実は少し前の朝ドラ作品でも、スタート前に、清原果耶に対するのと同じような信頼を抱いたことがありました。それは私が大好きな女優の1人・戸田恵梨香が『スカーレット』の主演を務めることが決まったときです。

彼女の演技力が素晴らしいのは、私が言うまでもなく多くの人がご存じだと思います。しかも彼女には、自分の意志をしっかり持った自立した女性、というイメージがありましたから、まさに自分で自分の道を切り開く朝ドラのヒロインにピッタリだと、大きな期待を持って見始めたのです。

が、残念ながらこちらも視聴率は奮いませんでした。久しく、全話平均視聴率が20%以上と高い数字を記録していた朝ドラでしたが、『スカーレット』は苦戦。伸びそうで伸びない、という状態のまま最終回を迎え、全話平均視聴率は19.38%と久々に20%を切ってしまいました。

実際、戸田恵梨香のヒロインを楽しみにしていた私自身も、『スカーレット』では彼女の良さが出し切れていないともどかしさを感じていました。

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