2位:唐揚げ
醤油や酒、しょうがやにんにくなどで調味液を作ってビニール袋に入れ、鶏肉と合わせて漬け込む。片栗粉や小麦粉で衣を作り、まぶして揚げれば基本的な唐揚げができ上がる。
調味液にはかなり「家庭の個性」があり、「実家の唐揚げを作ってみたい」と試行錯誤してみる人もいるかもしれない。
鶏肉を漬け込むところまでは特に苦労はない。唐揚げ用の肉やチューブにんにくを使えば、まな板さえ使わず洗い物ゼロで終えることができる。

大問題は「衣をまぶして揚げる」ところだ。唐揚げに限った話ではないが、粉は台所に派手に飛び散る可能性もあるし、排水溝に詰まったりして後片付けも面倒くさい。
そして最大の問題が、油だ。いい塩梅に唐揚げを揚げるにはコツが必要そう(各レシピサイトを見ても、温度や揚げ時間が微妙に違う)だし、何より使い終わった油を処理するのが、大変な作業としか言いようがない。
下ごしらえが比較的簡単な唐揚げですらこの面倒くささなのだから、ひき肉と芋を使って中の具材を準備しなければいけないコロッケはどうなるのか。近所のスーパーや精肉店で、格安で買えることに感謝するしかない。