2021.08.21
# 政局

「お粗末なミス」が続く菅政権に、連立・公明党が抱いている「大きな危機感」

各所で「足を引っ張っている」

「本物の政権」になれるか?

何らかの心を蝕むものがあるのだろうか、それとも常に緊張の極致にいるためなのか。8月17日午後9時から開かれた総理会見で演壇に立った菅義偉首相の顔は妙に疲れて見えた。

政府は8月20日から9月12日まで茨城県など7府県に緊急事態宣言、宮城県など10県にまん延防止等重点措置を新たに発令し、現在発令下の6都府県に対する緊急事態宣言及び6道県のまん延防止等重点措置を9月12日まで延長。これで9月5日に終了するパラリンピックの直後に臨時国会が召集され、解散総選挙が行われる線は消えた。

菅義偉首相[Photo by gettyimages]
 

それでも9月30日には自民党総裁の任期が切れ、10月21日には衆議院が任期満了を迎えることには変わりはない。政治家である以上は誰もが「一度は上り詰めたい」と願い、就任すれば「なるべく長くしがみつきたい」と望む総理大臣の地位だが、菅首相には昨年8月、安倍普三前首相の突然の辞任によって幸運にも転がり込んできた。

しかし現在の地位は安倍普三前首相の「残り」に過ぎないため、自力でフルスペックの総裁選を勝ち抜かなくてはならない。そして衆議院選で過半数を維持してはじめて、本物の政権になれるのだ。

SPONSORED