マスコミが報じない「ワクチン接種」が進む日本で、感染者がへらない「驚きのウラ事情」

木村 盛世 プロフィール

彼らは今までほとんど新型コロナウイルス診療に当たっていない。対応といってもPCR検査対応をもっぱらしている例が多い、通院でも、デキサメタゾン、消炎鎮痛剤、必要であれば、有効性の示された治療薬、酸素を使い、早期に対応することにより重症化をできる限り予防する。

もし、重症化の兆候があったら、保健所経由ではなく、開業医が長年構築してきた病診ネットワークを駆使して、病院に患者を入院させる。病院は現在都内で71/650病院しかコロナに参画していないが、5類なら受け入れられる病院の選択肢が大きく広がる。

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当面は、変異ウイルスによる感染拡大に備えて、院内感染の可能性をできるだけ低下させ、医療従事者の物理的、精神的負担を減らすため、新型コロナを受け入れる専門病院を決めた方が良いと思われる、具体的にはPTA方式である。PTA役員は誰もやりたくないため、くじ引きで決定することが多い。

これと同様に、公的病院に当たりやすいようにして、くじびきしてもらい、当たったら、新型コロナ感染症が多くなったときに、コロナ専門病院となるやり方である。

重症化したら、ICUのある病院に紹介してもらう。なお、都内にあるICUのある病院でコロナ重症化者を引き受けているのは現在3割程度だが、5類相当に下げれば、都内にある2500のICUの仮に半分としても、1250のICUが有効活用できる。

ちなみにロンドンで感染爆発した際はロンドン市内のICUの98%にあたる810ICUベッドをコロナ用として医療崩壊を回避した。

私利私欲は捨てよ

先日、開業医の中で孤軍奮闘する知人医師から、以下のようなメールが送られた。医療現場の実情を知っていただく上で重要なので、ご本人の許諾をえて紹介する。

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「ここ数日は連日、午前午後の診療でトータル130前後の患者が来院し、その40~50名は新患です。

さらに電話診療でコロナ陽性を通知する患者は連日20~30名ほどであり、わずかにリスクがあるなと判断した患者へはイベルメクチン投与を実施しています。さらには、デキサメタゾンや在宅酸素を導入した患者さんには1~2日おきに電話診療を実施し、経過を追っている状況です。

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