犬や猫は2歳の子供と同じ! 先住ケアは必須

我が家は、猫→犬→猫(→人)の順で家族が増えていった。新たに子犬を迎えたときはあまりトラブルはなかったのだが、先住猫は猫に対してかなり警戒するタイプの性格で、何頭かトライアル目的で連れて帰ったことがあったが全くうまくいかなかった。

メス猫だったのだが、子猫すら受け付けずに、どんな猫に会わせても手をつけられないくらいシャーシャー怒っていたのだが、病気で手術をした直後で、あまり身動きも取れなかったメス猫を連れて帰ったときは、初めて受け入れてくれて、現在も一緒に暮らしている。(初対面のときはあまりに具合が悪かったので攻撃対象にならなかったのかもしれない)。

猫同士はいまだに小競り合いのケンカをしているし、アログルーミングをしているところを見たことがないので、仲が良いとは言えない。しかし以前は鎮静処置をしないと採血もできないくらい性格がキツかった先住猫が、とてもマイペースで社交的な2頭目の性格と混ざり合い、無抵抗で爪切りをさせてくれるくらい丸くなったのは相当な収穫だった。

うちは特殊なケースだが、どうしても多頭飼いをしたい場合は、トライアルを続けていくうちに相性がいい子に巡り合うかもしれない。

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ちなみに、犬の知能は人間の2歳児くらいだと言われている。私も人間の2歳児を育てているところだが、いろんなことを感じ、考え、学習していることに感心させられる毎日だ。

犬や猫もそれと同じ。「どうせ分からない」「そんなに考えていない」なんてことはない。「ひとりっこ」状態だったところに急に2頭目が現れたら、当然寂しい思いをすることもあるだろう。しかしそんな思いを言葉ではオーナーに伝えることはできない。新しくお迎えした子についつい目は行きがちになるが、「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」のこともしっかりケアしてあげたい

そもそも、複数飼育に向かない子もいる。また、当然だが医療費やフード代も頭数分だけ増える。地震、天候災害、コロナ入院などイレギュラーな出来事も多い中、複数のペットのケアが継続的にできるのか、慎重に考えて選択してほしい

一時の「かわいい」の気持ちだけでなく、犬にも猫にも、そして人間にとっても幸せが継続できる選択を。photo/Getty Images