2021.09.25
# マネジメント

AI分析で判明、「トップ5%のリーダー」と「残念なリーダー」の決定的違い

8つの行動ルールがカギを握る
越川 慎司 プロフィール

ルール6:「伝える」ではなく「伝わる」を目指す

5%リーダーのコミュニケーションの特徴を端的に表現すると、「伝える」ではなく、「伝わる」を目指しています

一般社員や一般管理職がコミュニケーションで目ざすのは「伝える」こと。それは、伝える側が主役の一方向のコミュニケーションであって、話が長くなりがち。また、資料内の文字数が多くなります。相手の反応は二の次。相手が理解しているかよりも、自分の言いたいことが言えたかどうかが成功指標となります。

一方、5%リーダーは「伝わる」コミュニケーションを目指します。自分の思いが相手に伝わるようにコミュニケーションを取り、相手と共鳴して自分の思い通りに行動してもらうことを成功と考えます。

「伝わる」コミュニケーションは、聞き手である相手が主役です。話を聞いてくれたかどうかではなく、中身を理解して行動してくれたかどうかが重要です。

相手に情報を伝えることを目指すマネージャーと、相手の行動を誘発することを目指す5%リーダー。メンバーとの共感を生み出すのも、営業成績を上げるのも、後者であることは間違いありません。

ルール7:「やめること」を決めて、新チャレンジを

忙しい管理職は、毎日多くのメールが届き、カレンダーを埋め尽くす社内会議に悩まされています。そして、明確な基準がないまま、目の前にあるすべてのタスクをこなそうとしてしまいがち。

主体的に優先順位を設定することなく、降ってくるタスクにそのまま対応することは生産的とはいえず、むしろより忙しくなる原因になっているケースが多数見受けられます。

管理職に本当に必要なのは、時間でなく、重要なタスクに時間を投資することです。この点に自覚的なある5%リーダーは、はっきり「日常的に発生する目先の緊急業務と距離を取りながら、長期的な目標達成に向けて進捗を管理することが必要だ」と語ってくれました。

 

また、リモートで働くメンバーが増え、仕事の質を維持しながらタスクをきちんとこなす一方で、家族と一緒に過ごす時間や、自己成長を実現していくための時間を十分に確保するといった、長い人生を豊かにする効果的な時間管理術も求められています。

そのために重要なのはずばり、「やめることを決めること」です。

5%リーダーは常時新たなことにチャレンジしているのに労働時間が少なく、しかしながら労働時間生産性は一般管理職よりずっと高い特徴があるのですが、それは「やめることを決めている」からです。

何か新たなタスクが降ってきたり、新たな挑戦をしたりする際は、まず「やめること」を決めてから取り組む。5%リーダーは、仕事のスピードを高めるうえで、業務処理能力を上げることよりも、やめることを決めるのが先だと心得ているのです。

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