2021.10.18
# 投資信託

47歳でFIREした私が保有する「6年で倍増」を狙う「3つの投資信託」

ほったらかしでも資産倍増
桶井 道 プロフィール

狙うべきは「米国の優良ETF」

(1) バンガード・S&P500ETF

米国企業上位500社に分散投資が可能なETFで、日本の証券コードにあたる、ティッカーコードはVOOです。これひとつに投資するだけで米国の優良企業500社に分散投資していることを意味します。

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これには、米国の成長を牽引するGAFAMと呼ばれる、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトを含みます。分散による安定と、上位500社の成長の両方が期待できます。最もポピュラーな米国投資先と言えます。

1990~2020年の30年間にわたり、年平均で約11%ものトータルリターン(配当金を含む)がありました。また、この10年間のトータルリターンでは年率で14%台です。

S&P500の商品は非常に多くあり、先に米国上場のVOOをご紹介しましたが、これは投資通貨をドルで統一したい人に向いています(分配金もあります)。

日本円で投資を希望し、分配金が欲しいなら東証上場のブラックロックジャパン社の証券コード1655のETF、分配金なしで株価成長を求めるなら三菱UFJ国際投信社のeMAXIS SLIM米国株式(S&P500)もしくはSBIアセットマネジメント社のSBI・V・S&P500の投資信託があります。

(2) バンガード・米国高配当株式ETF

米国高配当株で構成されるETFで、ティッカーコードはVYMです。組み入れ上位銘柄は、JPモルガン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ホームデポ、P&G、バンクオブアメリカで、どれも聞いたことがあると思います。

 

その他、合計400銘柄ほどで構成されており、分散効果が高いと言えます。この10年間のトータルリターンは年率で約12%です。年率3%程度の分配金と株価成長が期待でき、高配当好きな方には良い銘柄だと思います。

先に米国上場ETFからご紹介しましたが、日本円でも投資が可能な投資信託があります。SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドです。これは、上記のバンガード・米国高配当株式ETFのVYMを実質的な主要投資対象としています。ほかに、楽天・米国高配当株式インデックス・ファンドもあります。

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