2021.09.14
# 日本株

「日経平均3万円」相場のウラで「プロが“買って売って”しっかり儲ける銘柄40」の全実名

大川 智宏 プロフィール

「IQミックス」という投資手法

まず、以下にこのモデルの4つの基本的なプロセスを挙げておく。

(1):日経平均やTOPIXの先物やETFなどの指数関連商品を保有。
(2):上記とは別に、市場の変化と逆の動きをする代替銘柄群を抽出。
(3):(2)の代替銘柄群そのものが、長期的にプラスのリターンを生み出すことを確認。
(4):代替銘柄群を指数関連商品と合わせて保有。

(1)と(4)についての説明は不要だと思うが、問題は(2)と(3)だろう。(2)は、平たく言えば市場の下落リスクを帳消しにするリスク・ヘッジ、分散投資の考え方と類似するものだ。

 

TOPIXが上昇するときに下落し、下落するときに上昇を見せるような特性(ファクター)を持つ銘柄が望ましい。そして(3)は、(2)の特性を持ちつつ長期的に右肩上がりのパフォーマンスを出し続けているものを抽出できれば、市場の騰落リスクを相殺しつつプラスのリターンを安定して創出できるはず、というフレームワークになる。考え方としてはシンプルだろう。

図:IQミックス検証イメージ
図:IQミックス検証イメージ 出所:智剣・Oskarグループ
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実際にこれを検証していくわけだが、作業のプロセスとしては上の図のようになる。

基本はTOPIXなどの指数関連商品のロングとファクターのロング・ショートの組み合わせの戦略で、今回は週次での銘柄の入れ替えによる累積パフォーマンスを検証することを目的とする。

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