ウレタンマスク・布マスクユーザーが語る「なぜ私は不織布マスクをつけないのか」

素朴な疑問をぶつけてみた
現代ビジネス編集部

ランチタイムが憂鬱

一方で、「感染に敏感な人」たちは、マスクの種類やつけ方以外の点についても同僚の様々な行動にモヤモヤしたものを抱えているという。前出のCさんが言う。

「私の職場で隣に座っている同僚は、会社にいる間、話をするとき以外はマスクを取ってます。それ自体は別にかまわないんですよ。しゃべらなければ飛沫も飛ばないという話ですし。

でも、マスクを取っていると、突然電話がかかってきたときに、どうしても反射的にそのままの状態で電話対応をするケースがあるじゃないですか。そういうときに、どうしてもちょっとイヤだなと思っちゃいますね」

 

映画会社に勤務しているIさん(42歳・女性)は毎日のランチタイムが憂鬱だという。

「うちの部署はメンバーの何人かで一緒にランチに行く習慣があったんですけど、コロナ禍が始まってからも相変わらず誘ってくれる人がいて、ありがたいのと困ったなというのが半々の気持ちです。飲食中に感染した例が多いっていう報道をそうとう目にしましたから。

感染者が少ないときはまあ仕方がないかと思って付き合っていたんですが、さすがに感染者が急増していた今年の夏あたりはさすがに怖くて。何かと理由をつけてランチの誘いを断る必要があって、毎回その言い訳を考えるのが憂鬱でしたね」

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