時に笑い時に涙した「未成年の主張」
まず番組に欠かせなかったのが「未成年の主張」。番組スタートから2カ月後に始まった看板コーナーだった。
主張は部活のことから先生への要望まで何でもアリだが、最も多く、盛り上がったのは好きな人への告白。
多感な時期に全校生徒の前で愛を打ち明けるのだから、まさに清水の舞台から飛び降りるような心境だっただろう。

■千葉県八街市立八街南中2年男子K君
「新学期が始まって隣の席を見たら、そこに天使がいました~」
(校庭にいる生徒たちから歓声)
「天使との距離、僅か30センチ。それからの日々、まるで夢のようでした~」
(大歓声)
「そこに学校サイドからの妨害が入りました~。席替えだぁ~。Rさん、30センチ先のあなたは今、5メートル50先にいます。こんな遠距離通勤、もう耐えられません。付き合って下さい!」
Rさん「うれしいけど~、彼氏がいるんで、ごめんなさ~い!」
ガックリ肩を落とすK君。BGMはしっとりとカーペンターズ。そこへV6のメンバーが駆け寄り、肩を叩く。
「天使、飛んで行っちゃったなぁ…」(井ノ原快彦、45)
V6のフォローが毎回、行き届いており、傷心する本人は慰められた。だから視聴者側の後味も悪くなかった。
半面、どうせ告白するのなら、本人はもっとリサーチしておいたほうが良いのではないかと思ったり…(以上『V6の愛なんだ2017』)。