習近平が目指すのは朝貢貿易か? 中国TPP加盟という暴挙を認めるな

WTO受け入れの失敗を忘れるな
大原 浩 プロフィール

撹乱作戦に注意

しかし、そうはいっても、共産主義中国はすでに世界貿易にがっちりと組み込まれており、「WTO追放」はやり過ぎではないか?という意見もあるだろう。

しかし、それこそが共産主義中国の狙いなのだ。つけ払い(後で約束を守る)と言いながら、つけの回収に行くと、「記憶に無い」などと逃げ周り、厳しく追及すると「俺様から金を取り立てるとは不届き千万」と逆切れするのが、「朕」が支配する「朝貢貿易国家」の実態である。

だから、我々は間違ってもCPTPPに共産主義中国を加盟させてはならないし、その「撹乱戦略」に惑わされてもならない。

だが、すでに「台湾加盟問題」や、マレーシアやシンガポールをはじめとする朝貢国など、共産主義中国はCPTPPの円滑な運営を妨げる手法を手に入れた。

中国の不動産開発会社中国恒大集団は、主力債権銀行少なくとも2行に対する9月20日期限の利払いを行わなかった。そのため世界市場が「次のリーマンショックか?」と身構え、株価が下落している。現時点では、23日に期限が到来する利払いの一部は実施すると発表しているが、その方法はあいまいで、今後次々と期日が到来する利払いにどのような対応をするのかも不透明だ。

 

経営に危機が迫っている共産主義中国の不動産会社は中国恒大集団だけではないし、3月29日公開「『金の卵を産むガチョウ』を絞め殺す習近平政権に未来は無い」で述べたように、外資系企業だけでは無く、国内の民間企業にも圧迫を加える「習近平の中国」で経済が崩壊するのは間違いが無いだろう。

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