福田萌さんは、現在、8歳の女の子と5歳の男の子を育てている。夫はオリエンタルラジオの中田敦彦さん。現在はシンガポールに拠点を移し、連載では日々の様子や子どもたちの学校生活の様子を綴っていただいています。
今回は、福田さんが主宰している【福田萌のママズオンラインサロン】から始まったイベント、赤ちゃんの夜泣きに悩む保育者のための『夜泣きClubhouse』について。孤独な保育者たちに寄り添いたいという福田さんの、イベントへの想いとは――。
夜泣きに悩む親のために
私が主宰している「福田萌のママズオンラインサロン」。ママが安心して集えるオンラインでの空間を、との思いで2019年に立ち上げた。それから2年が経過し、メンバーの数は160名ほど。
ママ、パパ、妊活中、現役世代を応援したいおばあちゃま、シングルペアレント、専業主夫、海外在住の方など、色々なご家庭に触れるたび、子育てはそのお子さんや環境によって十人十色だと実感する。立ち上げ当初からの「お互いを否定しない」というルールのもと、子育てや家族関係のお悩み相談や、子供や自分自身の日々のちょっとした報告が行われていたりと基本的にはほっこりしたコミュニティーになっている。

最近、サロン発の外部向けオンラインイベントが定期的に開催されている。
そのひとつが「夜泣きClubhouse」というものだ。Clubhouseという音声アプリを使用した、深夜ラジオの番組のような感じだ。ClubhouseとはSNSアプリで、会員登録すれば誰でも気になる番組を聞くことができ、手をあげてモデレーター(番組の主催者)の許可が降りればしゃべり手になることもできる。
以前は招待制のアプリだったが、最近は誰でも気軽に登録ができるようになった。そのClubhouseで毎月第一土曜の深夜に「夜泣きClubhouse」という番組を行っている。日本時間の夜0時からスタートし、2時間ごとにメインのしゃべり手をリレーしながら朝の6時までつなぐ番組だ。
私のサロンメンバーや、子育てママを応援する運営サイト「ぐるっとママ」
時に著名人のゲストが登場したり、パパが参加したり、育児当事者ではない方、子育て支援団体のプロの方も多数参加する。たまに話が脱線することもあるけれど、それはそれで楽しい。自分とは違う誰かの子育て話はいろんな気づきやドラマがあって、ずっと聞いていることができる。