2021.09.29
# つみたてNISA

【図解付き】手数料をなめてかかると痛い目に…「つみたてNISA」で絶対にやってはいけない失敗例

投資の第一歩としてつみたてNISAを始める人が多くなった昨今。だが、つみたてNISAを深く理解しないままスタートしたことで後悔する人も増えていると、元銀行員で資産運用YouTuberの小林亮平氏は指摘する。

投資初心者に向けて、新刊『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』を著した小林氏が、YouTubeやSNSのフォロワーの声をもとにNISAの失敗例と、その対策を解説する。

『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』

手数料の差でこれだけのリターンの違いが

【失敗例1:金融機関を適当に選んでしまった】

前提として、NISA口座は、同じ年に複数の金融機関で利用することはできません。つまり、ある金融機関でNISA口座を開設した場合、その年はもう他の金融機関でNISA口座は開設できないため、慎重に選ぶのが望ましいでしょう。

この金融機関選びで失敗したという人の声はよく聞きますが、主な背景として、つみたてNISA口座で選べる商品ラインナップがあります。

つみたてNISAの対象商品は、低コストなど一定の要件を満たした投資信託190本程度に厳選されていますが、金融機関によって取り扱いの商品数が異なります。

 

たとえば、ある大手銀行などでは、つみたてNISAの取り扱い商品がたった数種類しか用意されていません。

低コストで人気のeMAXIS Slimシリーズは、対面販売の銀行や証券会社などではつみたてNISAの商品ラインナップに入っていないことも多いです。

「ちょっとくらいの手数料の差なら、別にいいか」と思う方もいるかもしれませんが、試しに、年間の保有コストである信託報酬の違いで、どれくらいリターンに差が出るか見てみましょう。

以下の資料は、信託報酬が年0.1%の投資信託と年1.0%の投資信託にて、投資元本100万円、運用期間30年、信託報酬控除前の運用利回りを年5%とした時の比較です。

最終的なリターンは956,751円もの差が出ているので、ほんの少しのコストの違いでも、長期の運用成績に与える影響は大きいことが分かります。

『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』より

※投資元本100万円、運用期間30年、信託報酬控除前の運用利回りを年5%と仮定し、信託報酬が年0.1%の投資信託と年1.0%の投資信託のリターンの違いを比較(税金・手数料等は考慮せず)

つみたてNISAは非課税期間の長さを活かした長期投資が前提となってくるため、少しでも低コストの投資信託を選ぶのがベターと言えます。

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