2021.10.11
# 皇室

「複雑性PTSD」公表後も続く執拗な誹謗中傷…眞子さまと小室さんの「人権」はどこへ

万葉集の時代、天皇や皇族は現代よりはるかに自由に恋愛をし、恋心を歌に詠んでいたのは、誰もが知るところである。

今の季節にぴったりな歌にこのようなものがある。これは大津皇子が石川郎女に贈った歌である。

あしひきの山のしづくに妹待つとわが立ち濡れぬ山のしづくに
(あなたを待っていると山を濡らす夜露に私もすっかり濡れてしまいました)

そして、石川郎女はこのように返歌している。

吾を待つと君が濡れけむあしひきの山のしづくにならましものを
(あなたが私を待ってくださっている間にすっかり夜露に濡れてしまったのですね。できればその夜露になってしまいたい)

二人の恋は忍ぶ恋であったと言われているが、その詳細は今となっては知る由もない。遠い万葉の時代、二人を隔てる山を仰ぎながら、使者を通してこのような歌を贈り合っていたのだろうか。

 

執拗な「ネットいじめ」と誹謗中傷

そして現代。現代の皇室では自由な恋愛も許されないようである。むしろ、現代のほうがよほど生きづらく、息の詰まるような時代になってしまったようだ。

眞子さまの結婚をめぐって、小室さんの親の借金がどうとか、説明の仕方が悪いとか、国中からさんざんな批判や誹謗中傷を受け、果ては髪の毛の長さにまで文句を言われ続けている。ネット上は、さながら「ネットいじめ」の様相を呈していると外国でも報じられている始末である。

[PHOTO]gettyimages

レポーターは、ニューヨークで小室さんを追いかけ回した挙句、職場にまで用もないのに電話をし、これが手柄だといわんばかりに繰り返しテレビで映像や音声を垂れ流す。その際に無言であったとか、ポケットに手を入れていたなどということもまた細かく文句を言われている。しかし、いきなりカメラやマイクを突き付けられて愛想良くしろというほうが無理だろう。

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