2021.10.15

知らないと大損する…”貯金のみの人”が、これから「資産寿命」をのばすための意外なコツ

自分の資産があと何年で尽きるか、計算したことはありますか?銀行に置いていても、現金は目減りしていくばかり。生涯を安心して暮らすために、これから始められる簡単な方法をプロが教えます。

「普通預金」のワナ

テレビをつければ、新型コロナと自民党総裁選の話題ばかり。しばらく前に世間を賑わせた「人生100年時代」や「老後資金2000万円問題」が取り上げられることはほとんどない。

しかし、新型コロナが収まっても、誰が総裁に選ばれても、あなたのおカネの問題が解決されるわけではない。では、60歳を過ぎてから、自分で「資産寿命」を延ばすにはどうすればいいのか。

証券アナリストの植木靖男氏は、50年以上も株式投資に携わった自身の経験から資産運用が大事だと確信した。

「おカネを預貯金で持っていても、ほとんど殖やすことはできません。そのうえ、将来的には物価が上がっていくインフレの懸念もあるので、何らかの投資をしておくことが重要です。

投資は頭を使うため、健康面でも大きなメリットがあると感じています。人生100年時代、定年後の老後が30年以上も続くわけですから、資産を殖やすだけでなく、健康で長生きするためにも投資がいい」

貯金通帳(Photo by iStock)Photo by iStock
 

投資といっても闇雲に知っている企業の株を買えばいいわけではない。現役時代と違って、資産寿命を延ばすための投資にはそれなりの方法がある。たとえば株を買うとしたら、銘柄選びのポイントは「配当利回り」だ。ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏が言う。

「高い配当金を安定的に長期にわたって出しているかが重要です。おすすめはNTTやKDDIといった通信関連や、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループといったメガバンクで、年利3〜4%の配当を安定的に続けています。

こうした銘柄を持っていることは、たとえるなら金の卵を産む雌鳥を飼っているようなものです」

普通預金に預けていても、利息はわずか0・001%。株の配当利回りが4%とすると、実に4000倍。100万円分買っていれば、毎年4万円が何もしなくても入ってくる(税金除く)。

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