お客様に呼ばれたら恥と思え
当店では、「お客様に呼ばれたら恥と思え」と教育しています。お客様に「すみません」と呼ばせたり、手を上げられたりするよりも先に気づき、こちらから注文をうかがうようにしようといつも従業員には声をかけています。

それに、注文をしようとするお客様の多くは、決まって何らかの予兆があります。
例えば、会話を中断して、顔を上げてキョロキョロしだしたり、壁に貼ってあるメニューや手元のメニューを見たりと、「これから注文しよう」という雰囲気を醸し出します。
また、当店には「氷の音が鳴ったら注文に行け」という教訓もあり、グラスのお酒が減り、氷同士がぶつかる「カラン」という音には絶えず反応するよう、目と耳、両方で感じ取る訓練を課しています(笑)。
他にも、テーブルの上に、下げられる汚れたお皿は載っていないか、料理の注文は足りているか、調味料の並びは乱れていないかといった点もチェックするようにしていますし、トイレのチェックも適宜行うようにしています。