2021.11.05
# 無印良品

無印良品の社員が、上司を「部長」「課長」と呼ばない「納得の理由」

風通しの良い組織を実現するために
日本各地はもちろん、世界中で店舗を展開しユニークな商品を販売し続けている無印良品。しかし約20年前は赤字状態で、2001年には初の減益を経験している。その時に社長に就任し、たった2年で経営をV字回復させた松井忠三氏の新刊『無印良品の教え』から、良品計画の社員が上司を役職ではなく「○○さん」と呼ぶ理由について、一部編集の上で紹介しよう。
 

部長も社長も「さん付け」で呼ぶ

皆さんは、会社で部下や後輩をどのように呼んでいるでしょうか。

上司を「○△課長」「○△部長」と役職名で呼び、目下の人を呼び捨てにしている企業は、今でも多いのではないかと思います。

Photo by iStock

無印良品では、全員を「さん付け」で呼ぶよう徹底しています。

部下に対しては、男性も女性も「さん」、上司に対しても「さん」です。もちろん私も社長、会長時代を通じて社員からは「松井さん」と呼ばれ、現在の会長の金井は「金井さん」と呼ばれています。会議という公の場でも、プライベートの会話でも、これは変わりません。

目下の人を呼び捨てにするのが当然の組織では、会長、社長、専務、常務、部長といったヒエラルキーの意識が強く、上の役職の人に口答えできない雰囲気があるものです。

SPONSORED