自民、立民、共産、れいわ…8党の「公約」を読み比べて見えた「決定的に重要なこと」

平河 エリ プロフィール

「維新式・選択的夫婦別姓?」

次に、選択的夫婦別姓はどうだろうか。各党の公約を見てみよう。

●自由民主党

記載なし

●公明党

結婚により改姓するのは96%が女性です。仕事のキャリア維持などさまざまな理由で、希望する夫婦がそれぞれの姓を変えることなく結婚できるよう、同姓または別姓の選択を認める「選択的夫婦別姓制度」の導入を推進します。

●立憲民主党

女性が結婚・出産後も働き続けるだけではなく、社会のリーダーとして活躍することも増えてきました。しかし、結婚のときに女性の多くが改姓することによって、それまで「旧姓で」積み上げてきた経歴が本人とつながらなくなる問題や愛着ある姓を変更せざるを得ないといった自己同一性喪失の問題が生じてきました。また、少子化社会が進んでひとりっ子が増え、ひとりっ子同士が結婚すると、婚姻する両者の家系・家名を存続することができないという問題を指摘する声もあります。これらの問題の解決を可能とする、選択的夫婦別姓制度を導入します。

●日本共産党

選択的夫婦別姓制度をいますぐ導入します。

●国民民主党

選択的夫婦別姓を実現します。

●社会民主党

民法を改正し選択的夫婦別姓制度を早期に実現します。

●れいわ新選組

選択的夫婦別姓を進めます。

●日本維新の会

戸籍制度を維持しながら実現可能な夫婦別姓制度の導入を目指します。具体的には、同一戸籍・同一氏の原則を維持しながら、旧姓使用にも一般的な法的効力を与える選択的夫婦別姓制度を創設し、結婚後も旧姓を用いて社会経済活動が行える仕組みを整備します。

日本維新の会は、多数の政策アンケートで「選択的夫婦別姓に賛成」の立場をとっている。ところが、上記を見ればわかるが、維新の会の公約はあくまで「旧姓利用の拡大」である。

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