2021.10.30
# マネクリ

日本株「環境ブーム」のウラで「プロが大注目する“最強ESG銘柄”15」全実名

金融ショックにも強い…?
大槻 奈那, マネクリ プロフィール

注目銘柄はこれだ!

今後、金融機関の投融資先に対する監視の目は一層厳しくなる予定だ。

金融機関はこれまでも、スコープ1、スコープ2の算出(*)は行ってきたが、今後は、スコープ3、つまり、取引先や投融資先の環境対策も計測し開示することが求められるようになる。これに伴い、大手機関投資家は相次いで投資先に排出量削減努力を求めている。

中には、不十分な場合は売却も検討するというファンドもある 。このような動きは将来的には一層厳しくなるだろう。

(*)
・スコープ1=その事業者自身が燃料を購入して出す温室効果ガスの排出量
・スコープ2=その事業者が他社から電気、熱・蒸気を購入して使用する温室効果ガスの排出量
・スコープ3=事業者の活動に関連する他者の温室効果ガスの排出量

となると、たとえESGの取り組みが収益に直結しなくても、やはり高ESG企業に投融資資金が集り易くなるし、何らかのショック時にも売却されにくくなる可能性がある。

 

足元で米金利が上昇し、株式市場のボラティリティ上昇が懸念されている。しかし仮に金融ショックが勃発しても、環境課題の解決という人類のミッションは不変である。

ESGという観点が浸透してからまだ金融ショックは経験したことがなく、展開は読みにくいが、高ESG銘柄は売られにくいと考えるのが自然だ。金融ショックへの備えとして、高ESG銘柄(図表4)に注目しておくことは今後一層重要になるだろう。

図表4:ESG総合スコア上位15銘柄
当記事はマネクリ(運営:マネックス証券)が提供している記事です。
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