誰にとっても他人事ではない、老後資金問題。
2年前には、金融審議会ワーキング・グループが発表した「年金で生活する高齢無職世帯(男性65歳以上、女性60歳以上)では、この先30年生きると2000万円が不足する」という、いわゆる“老後2000万円問題”が話題になりましたが、その金額に驚いた人は少なくないのではないでしょうか。

10月30日に公開の映画『老後の資金がありません!』で描かれているのは、そんな老後資金問題に頭を抱える50代夫婦。天海祐希演じるごくフツーの主婦・篤子と、松重豊演じる会社員の夫・章は、子育ても落ち着き幸せな老後を待つのみ……のはずだったのに、舅の葬式、娘の派手婚、夫婦そろっての失職、金遣いの荒い姑との同居と、予想外の金銭ハプニングに次々と見舞われてしまいます。

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こうした金銭ハプニングは、一般的な家庭ならどれも起こり得ること。どんどん減っていく貯金に「老後資金が足りない!」と悩みもがく姿は、まさに現代社会のリアルです。

もちろん、家族構成や収入&支出の状況、ライフスタイルは家庭によりけりなので、必ずしも2000万円が不足するわけではありません。でも、“人生100年時代”と言われる長寿化にともない、公的年金だけで生活していくのが厳しくなっているのは事実です。
一体、私たちはこれからどのように資産形成をしていけばいいのか? 『老後の資金がありません!』にも本人役で出演されている経済ジャーナリストの荻原博子さんに、この漠然とした不安を払拭するためのアドバイスをもらいました。

荻原博子さん