主にInstagramで「結局怖いのは人間だよね」というテーマで漫画を描き、47万人のフォロワーがいる、ちなきちさんの人気マンガ『僕と帰ってこない妻』。主人公は妻と子を持つ、ごく普通の会社員・倉田和樹。「家族サービスは欠かさない」「家事も手伝うようにしている」という彼が、会社の飲み会から家へ帰ってみると、妻が家出をしていました。前編【「家族サービスは欠かさない」自称イクメンの会社員に起こった、予想外の展開】から続く、後編スタートです。
妻はなぜ出て行ったのか
ごく普通の会社員。倉田和樹26歳。優しい妻と子供にも恵まれて幸せに暮らしている…はずでした。会社の飲み会でも「家族サービスは欠かさない」「家事を手伝っている」と豪語し、周りからラブラブで羨ましいと言われるほど。
ですが、ある日、いつも通り飲み会から帰るとリビングに書置きが一枚。そこには「しばらく帰りません。結と二人で過ごします」とありました。
円満だったはずなのに、妻が出ていってしまった。一体なぜ妻は出ていってしまったのでしょうか…。
