2021.11.05
# 政治

枝野幸男よ、さらば…! 野党共闘でも「立憲民主党が大惨敗」した“本当のワケ”

総選挙の「舞台裏」で起きていたこと

「無敗の男」が敗れた

10月31日午後10時6分。中村喜四郎の敗北が伝えられると陣営には暗い雰囲気が漂った。

「地域を挙げて懸命にご支援をいただいたにもかかわらず、残念ながら一敗地に塗れる結果になってしまいました。しっかりとした結果を出せなかったことは私自身の不徳の致すところと深く反省し、お詫び申し上げます」

茨城7区の中村喜四郎は支援者を前にこう語った。15回目の選挙にして初めての敗戦の弁であった。

敗北が決まり、支援者を前に挨拶をする中村喜四郎
 

最大の敗因は保守系無所属の立場から立憲民主党に移ったことだろう。

「『立憲民主党なら応援できない』といろんな人に言われた。それに、野党に移ってから県議は1人(息子の中村勇太県議)を除いて全員自民党になった。喜四郎さんのおかげで当選した県議すらも向こうについた。離れた票を埋められなかった」(中村陣営選対関係者)

この4年間、立憲民主党は「大きな塊を作る」として国民民主党との合流、共産党との連携で「野党候補の一本化」に努めてきた。「1対1ならば与党に勝てる」という戦略だった。

投票日の午後には「自民党単独過半数割れ」の可能性が伝えられ、一定の成果が出るかと思われた。しかし、「野党共闘」の効果は限定的だった。

立憲民主党は96議席に終わり、選挙前の109議席から13議席も減らす「惨敗」に終わった。

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