「フェイスブック」の内部告発が止まらない…! 明らかになってきた「深い闇」

大きな「地殻変動」が起こっている

次々とリークされるFacebookの内部情報

Facebookにとって2021年10月25日は悪夢のような日となった。

“Facebook Papers”という共通タイトルの下、New York TimesやWashington Postをはじめとした多くの報道機関が一斉にFacebookの内部資料に基づいた批判記事を発表した。その様子は壮観で、まるでジャーナリズムによるFacebook包囲網が、あっという間に形成されたかのような印象を与えた。容赦のない怒涛の記事ラッシュだった。

Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO[Photo by gettyimages]
 

その日の朝(日本時間ではその日の夜だが)、Facebook Papersという言葉で検索すると、検索するたびに新たにアップされた記事がヒットするという状況だった。日頃はスクープを求めて競い合っている報道記者が手を取り合ったように同調した一連の批判記事だった。

実際、彼らはFacebook Consortiumなるコンソシアムを組んでいた。具体的にはAssociated PressやReutersといった通信社、New York TimesやWashington Post、USA Todayなどアメリカの主要紙、CNN、NBC News、CBS News、Fox Businessなどのテレビニュース、Financial TimesやBloombergといった金融経済ニュースが参加している。期せずして、インターネット上のジャーナリズムでは、かつてのジャンルが融解しめす取り合わせだ。

この他にNPR(公共ラジオ放送)、The Atlantic(政治誌)、Wired(テクノロジー誌)、Politico(ニュースサイト)が名を連ねている。アメリカ国外からはフランスのLe MondeとドイツのSüddeutsche Zeitung(南ドイツ新聞)が加わっている。いずれも伝統や実績のある報道機関であり、それらが全て一斉に10月25日の情報解禁日にFacebook Papersについての分析記事を配信した。

ちなみに、すでにFacebook Filesとして9月から先行してリーク記事を掲載していたWall Street Journal(WSJ)はコンソシアムには参加していない。またこの手の国際的なリーク記事の常連であるイギリスのThe Guardianも今回は加わっていない。

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