誰もが主人公になれる社会に

ここ数年、ハリウッドでは次々と「マジョリティ以外のキャラクターが活躍する」映画が立て続けにヒットしている。黒人キャストのヒーロー映画として金字塔を打ち立て、正にスーパーマンと双璧をなす存在となったと言っても過言ではない『ブラックパンサー』(2018年)や、主要キャストをアジア人が占めた映画としては異例の大ヒットを記録した『クレイジー・リッチ!』(2018年)、そしてメインキャラクターを女性たちが務める『ゴーストバスターズ』(2016年)や『オーシャンズ8』(2018年)など。

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こうした作品が記録を作っていく度、社会は誰もが主人公になれる場へと近付いていく。それはすなわち、マイノリティというだけで何かを諦めなくてもいいんだ、という空気が作られていくということでもあると思う。

人生には時に諦めるべき場面も出てくるかもしれないが、その理由が「マイノリティだから」であってはいけない。バイセクシュアルのスーパーマンは、そんな当たり前のことを20年越しに改めて教えてくれたような気がしている。

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