最近テレビで「通販」をよく見るようになった気が…ウラには「意外な事情」があった…!

通販番組、増えてるよね…?

気のせいだろうか。何かと通販CM、通販番組を見かけるようになった。

例えば、『じゅん散歩』(テレビ朝日)。以前は、高田純次がもっと散歩をしていたと思うのだが、気が付くと通販ショッピングが始まっている。尺の3分の2以上が通販ということも珍しくない。

それだけではない。BSを見ている人にとってはおなじみの、家電や衣料品などの通販を行う『夢グループ』。そのCM(=通販番組)が、いつの間にか地上派に進出している。『坂上くんが試してみた!通販 家事スクール』、『裁判風通販番組 熱血!虎ノ門勝男』といった通販と情報バラエティを掛け合わせたような番組まで生まれている。

〔PHOTO〕iStock
 

コロナ禍を境に、通販コンテンツを目にする機会が増えたと感じるのは、気のせいか?

「一度目の緊急事態宣言が発令された昨年上期は、 経済が止まっていたため大手メーカーが広告の出稿を減らしました。需要が減ったことで、『スポットCM』のコストも下がった。結果、手ごろな価格で放送枠を買うことができた通販関連のCMが増えました」

そう話すのは、テレビ通販を中心としたダイレクトマーケティングをサポートする会社「トライステージ」の代表取締役副社長・前田充章氏。

「スポットCM」とは、放送期間と放送時間帯を決めて放送するCMのこと。特定の番組を指定できて2クール(6か月)契約を基本とする「タイムCM」と比べて、コストを抑えて、且つ、短期間でもCMが打てるというメリットがある。

朝の情報番組の合間に、今まで見かけることがなかったような通販CMがやたらと流れていたのは、上記のような、大手による広告出稿の減少に端を発する「スポットCMの低価格化」があったという。

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