マスクとワクチンは自己犠牲の精神…? コロナ騒動で分かった「日本人の残念すぎる性根」

中川 淳一郎 プロフィール

多数派に立ち向かう「我々界隈」の奮闘

ここまで「コロナは怖すぎます!」派がすさまじき影響力を持つと、私のような「そこまで怖くない」派は、実生活ではこんなことは言えない。怖がる人から敬遠されるからだ。そこで助かったのがツイッターの存在だ。そして、同様の境遇に置かれた「同志」が全国には少数ながら存在したのだ。私は彼らのことを「我々界隈」と呼ぶ。

彼らは日々、メディアを見たり、職場等の意見を聞いて本当に気持ちが凹んだと思う。そんな中、ツイッターには住む場所も違うが同じことを考える人々がいて安心した。多分、ツイッターがなかったら多くの「コロナはそこまで怖くない派」はメンタルがやられていたと思うし、最悪の場合、自殺していたと思う。その点において私はツイッターに感謝している。

その中の一人、「マンポジ」氏は、ビートルズの『Sergent Pepper’s Lonely Hearts Club Band』のジャケ写をベースとした「コロナ戦犯」パロディを適宜更新し、テレビでよく見る専門家や政治家、メディア人が誰だったかが振り返れるようにしている。ここからは、彼らの発言をいくつか紹介しよう。本当は何百人も紹介したいところだが、一部のみ紹介する。

『「おっすおらコロナ」と星占いにそう言えば書いてあった』氏はユーモアに溢れた人物である。

〈 増えてる時「マスクとワクチンしてない人のせいだ!」 減ってる時「マスクとワクチンのおかげだ!」 これは冷静に見るととてつもない詐欺だな…舵取ってるやつが縦横無尽に進みたい方向に進めるスタイルで無理ゲーすぎる。〉

〈 第5波の時 「99.9%がマスクしても感染が広がってる? 0.1%のノーマスクが感染を広げてるに決まってるだろ!」 現在 「99.9%がマスクしてるからこれだけ抑えられてるんだ! はははは!」 もういい、もういいよ。パトラッシュ疲れたろ、僕も疲れたんだ。なんだかとっても眠いんだ、パトラッシュ。〉

「鼻から息が止まらないKAMIYAMA」氏は、鼻マスクをしていた時にそれを咎められたところ、「鼻から何が出ているか?」と聞いたところ「息が出ています」と言われたことがこのハンドルネームの由来だ。以下は2021年10月の投稿。

〈 新コロは、医療崩壊するから怖い、葬式もできないから怖い、長い間隔離されるから怖いとか言うけど。ぜんぶ人間が勝手に決めてそうしてるだけで、コロナ自体の怖さとは関係がないんだよね。(1年前みたいな投稿w)〉

「茅ケ崎の訪問減薬医」氏はこう述べた。案外医療従事者もツイッターでコロナ騒動を冷静に見ている例が多い。

〈 感染予防効果は不明でも一応重症化予防効果(製薬会社調べ)あるもん打ったなら、おめえらは自分を守れるんだから他人にごちゃごちゃ言う必要ねえのもわからんのか? マスクしてワクチン打ったら自分はしっかり守られてんだから、黙っとけ 〉

「故郷求めて」氏は、常に冷静にデータを分析する人物だ。

〈 そもそもが、「感染に気づかず泳ぎ回る無症状感染者の存在」さえ無視していれば、これまでの数々の対策は不要だった。そしてその存在への恐怖こそが、あらゆる差別と偏見の原因だ。でなければ、例えばなんの症状も訴えず元気に路上飲みしてる人を叩く理由はない。〉

 

「kitaroupapa」氏は、コロコロ変わった専門家の意見にこう疑問を呈した。

〈 尾身さんの「このウイルスは無症状の人からも感染します」という伝え方で世間がのけぞってしまったのが過剰対策と無対策への差別の始まりで、これが本当に罪深い。「それはインフルでも肺炎球菌でも同じで、コロナは弱毒だから感染しても無症状の人も多い」という表現に早く改めていくべきでしたよね。〉

大規模イベント(東京五輪・音楽フェス・だんじり等の祭り)があると「これで人が死んだらどうするんだ!」と発狂する人々に対して「野中しんすけ@ただの看護師」氏はこう述べた。

〈 今、この感染状況になって振り返りたい。奈良県知事が緊急宣言を拒否したり、フジロックなどのフェスの開催を騒ぎ立てたが“何一つマイナスな影響はなかった”ってこと。。騒ぐだけ騒ぎ立てて、何も影響がなかったらスルーする。このような事を繰り返し、し続けてるメディ含む専門家の罪は大きい 〉

関連記事