2021.11.16
# 怪談

「遺棄された赤ん坊」たちが、親に果たした「恐ろしすぎる復讐」の数々

誰かの罪を「告発」するために現れる

命を手放した状態、あるいは時には生きたままコインロッカーという狭く、暗い空間に捨てられ、放置された赤子たち。

【前編】『出産した「赤ん坊」を置き去りに…「コインロッカーベイビー」の悲惨な現実』でも説明したが、現在よく知られる「コインロッカーベイビー」の怪談は、そんな彼らに纏わる話だ。

以下にその内容を記そう。

お母さんは、どこ?

ある時、結婚していない状態で子どもを身ごもった若い女性がいた。まだ学生で、恋人からも捨てられてしまった女性は、親に相談することもできず一人で赤子を産んだ。

しかし経済的にも子どもを育てる余裕はない。迷った末、彼女は赤子を殺した後、ある駅のコインロッカーにその死体を入れ、立ち去ってしまった。

Photo by iStock
 

それから数年後。就職した女性は、それまでずっと避けていた自分が赤子を放置したコインロッカーのある駅を、仕事の都合で使わなければならなくなった。

駅の改札に行くにはコインロッカーの前を通らなければならない。女性が早足で歩いていると、子どもの泣き声が聞こえてきた。

ふと見ると、あのコインロッカーの前で4、5歳の女の子が泣いている。しかし周りの人間は、そこに誰もいないように無視して通り過ぎていく。

女性は迷った結果、女の子に声を掛けてみることにした。

「どうしたの?」

しかし女の子は何も答えない。

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