現金を持ち歩かず、SuicaやPayPayをはじめとする電子マネーを活用する人が増えています。でも、こうしたキャッシュレスな支払いは便利な反面、いくら使ったのかがわからず、ついつい使いすぎてしまうという側面もあるのが現実。

そこで今回は、電子マネーをはじめとするキャッシュレス決済のメリット・デメリットや、利用する上での注意点をお伝えします。

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いまどきの「キャッシュレス決済比率」はどのくらい?

日本政府が「キャッシュレス・ビジョン」において2025年に開催予定の大阪万博までにキャッシュレス決済比率を40%にすると掲げたのは2018年のこと。この「キャッシュレス元年」である2018年から3年が経過した今、キャッシュレスはどのくらい普及しているのでしょうか?

⼀般社団法⼈キャッシュレス推進協議会が2021年3月に発表したデータによると、2019年時点でのキャッシュレス決済比率は2019年時点で26.6%。直近のデータは残念ながらありませんが、コロナ禍で現金の受け渡しを敬遠する人が増えているであろうことを踏まえると、おそらく30%かそれ以上はキャッシュレス決済になっているのではないかと考えられます。

⽇本のキャッシュレス決済⽐率推移

(出典)「キャッシュレス・ロードマップ 2021」(⼀般社団法⼈キャッシュレス推進協議会)

キャッシュレス決済にはどんなものがある?

ただ、ひとくちにキャッシュレス決済、といってもその種類は色々あります。もっとも私たちにとって身近な、トップ・オブ・キャッシュレスに君臨するのがクレジットカード決済。それから、SuicaやPASMOといった交通系に代表される電子マネー。日本ではなぜかあまり普及していませんが、アメリカなどキャッシュレス先進国では頻繁に使われているデビットカード。そして、近年めきめきと存在感を増しているPayPayやLINE Payなどのコード決済などがあります。

利用方法はこれらの種類によっても異なりますし、例えば同じ電子マネーでも、事前にチャージし、その金額の範囲だけで利用できる「プリペイド型」のものもあれば、利用金額に応じて後からクレジットカードで引き落とされる「ポストペイ型」もあります。また、形状についても、実際にカードがあるものもあれば、スマートフォンのアプリとして使うものもあります。