6歳の息子のコロナワクチン接種

まずは、息子の接種の体験談から始めましょう。息子は、現在6歳で小学校1年生です。

5~11歳の接種が承認された翌朝、かかりつけの小児科の先生が「明日の午後、ワクチンクリニックを開くよ」と電話で教えてくれて、その時に予約を入れることができました。かかりつけの小児科クリニックが入っているビルの1階にある広い空き部屋を臨時の接種ステーションのようにして、会場を作っていました。

こういった動きは小児科以外でもあって、息子が通っている小学校でもワクチンクリニックを臨時に開設して、接種ができるようになりました。他には、ボストン科学博物館も週末、子どものワクチン接種会場を備えていて、ワクチンを接種すると入館料や駐車場代が無料になるというサービスをはじめ、利用する家族も多かったようです。この会場では、「科学、ありがとう!」と言いながら接種している子ども達がいて、小さい頃から科学に親しむ重要性を感じました。

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接種当日、息子と小児科クリニックの接種会場に行くと、クリニックスタッフ(医師が数名、ナース数名、メディカル・アシスタント数名)がスタンバイしていて、約10分間で10人ぐらいが接種できるような体制を作っていました。

まずは外に並んでいる間に保護者に「今までワクチンでアレルギー反応をしたことありますか?」とか、そういった質問が書かれた問診票が配られます。それを記入し、問診票を医師に渡して、医師たちが目を通し、接種スペースに移動する形です。

ここまでは、息子は元気だったんですけれども、実際の接種会場を見ると少し緊張しだし、椅子に座って肩を出して注射針を見たとたん、急に注射が怖くなってしまいました。でも、これはいつものパターン。だって、まだ6歳ですから。インフルエンザや他の予防接種でも直前に怖くなるというのはよくあったので、驚くことではありませんでした。私が息子の手を握ったり、注射を打つ医師が「ママの膝の上に座ってギュッとハグしながらやろうか」って言ってくれたりしました結局、ギュッとハグをしながら打ってもらって、本当にあっと言う間。1秒で済むような接種でした。

手を握る、ハグして接種以外にも、ぬいぐるみや人形など自分のお気に入りのものを抱いて接種する、なども小児接種でリラックスできる方法だという。今回のコロナワクチン接種でも多く活用されている。photo/Getty Images
こちらはモンタナ州の会場。子どもが緊張しないように、セラピードッグや子どもに慣れているポニーと触れ合うスペースも。接種会場ごとに、さまざまな工夫をしている。photo/Getty Images