ルールや方程式ではなく、心と体のアンテナで物事に向き合う。柔らかな感性で私たちを魅了する女優・安藤サクラさん。エプロンをチャーミングに着こなして、キッチンを飛び出しました。
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「さぁ、お野菜たちとセッションだ」
という気分でエプロンに袖を通す
「私が愛用しているエプロンは半袖の白衣なんです。7年前にモロッコのスーパーで買ったもので、薄手で軽くて、肩が凝らない! これひと筋、他は考えられないほどゾッコンです」。
「食事は生活の中で一番大切にしています。とはいえ、食事量や豪華な料理を作ることに重きを置いているわけではなく、家族の気分や八百屋さんでどのお野菜と目が合ったかが重要。作りながらどう調理するか考えるので、“さぁ、お野菜たちとセッションだ!”という気分でエプロンに袖を通しています」。
「幼い頃から食べものをはじめ、棄てられてゆく様々なものの行方が気になって仕方なかったんです。傷みかけた冷蔵庫の食材を救うヒーローみたいな気持ちで、幼少期から料理をしていました。パズルのように色々な味や食材を組み合わせて新しいレシピを生み出すのが昔から大好きです」。