受診・問診のあとは5種類の検査

◇検査
問診により更年期障害が疑われる場合は、必要に応じて次のような検査を行います。

1.内診
子宮や卵巣の状態を確認します。更年期世代は婦人科系の病気のリスクもあり、病気の早期発見にもつながります。

2.血液検査
血液中の女性ホルモンの濃度を調べて、更年期に該当するかどうかをチェックします。

・E2(エストロゲン値)
・FSH(卵胞刺激ホルモン値)
・LH(黄体形成ホルモン値)
コレステロール、中性脂肪、肝機能、貧血などの基本的な数値もチェックします。

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3.乳がん検診
乳がんの有無を調べるため、触診やマンモグラフィ、超音波検査(エコー)などを行います。

4.子宮体がん・子宮頸がん・卵巣がん・子宮筋腫・子宮内膜症を念頭に検査
女性にリスクのあるがんの有無を調べるため、超音波検査や細胞を採取して検査します。子宮筋腫や子宮内膜症の有無、卵巣の状態もチェックします。

5.骨密度の検査
骨密度も女性ホルモンと深く関係しています。DEXA法と呼ばれる検査で骨の量そのものを測定し、正常の70%以下だと骨粗しょう症と診断されます。
つらい症状の原因がエストロゲンの減少によるものだとわかれば、婦人科での治療がスタート。HRTや漢方での治療が検討されます。