あえていま、日本の「ヤバい政治家」10人の名前を明かす…!亀井静香がウラ話を激白

永田町とは、裏切りと友情、打算と偶然が支配するサバンナだ。そこで縦横無尽に暴れ回ってきた亀井静香が、自らの見えた「猛獣政治家」たちの全てを語った。政界震撼の書が、いま解き放たれる。

目配り、気配り、カネ配り

岸田文雄が総理になったとき、申し訳ないが、ヤワな奴が大将になっちまったと思ったよ。俺も広島の生まれで、岸田とは地元が一緒だが、言ってみれば俺と岸田は正反対の政治家だ。

俺は岸田のオヤジさん、(元衆議院議員の)岸田文武さんと初当選同期だが、文武さんは大人しくて真面目で、全然印象に残っていない。息子も総理にしては突破力が弱い。そもそも岸田が率いる宏池会は、昔からお公家さんの集まりだからな。

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広島は宏池会の牙城だ。池田勇人、宮澤喜一、そして岸田と、総理を3人も出している。そんな広島で、俺は同じ自民党でも、宏池会を向こうに回して戦ってきた。中選挙区の頃は、4回目の選挙から宮澤さんに得票数でも勝っていたんだ。

大蔵官僚だった宮澤さんは、いつも地元の社長や重役のところしか回っていなかった。ところが俺は、会社の裏口に回って、汗まみれの工員や農家のおばちゃんとばかり握手していた。俺が負けるわけがないんだよ。

亀井静香、85歳。自民党で閣僚・政調会長を歴任し、平成期には政権の興亡を裏で握る「キングメーカー」として恐れられた。小泉政権の郵政選挙で自民党を追われても、今度は国民新党を旗揚げし、民主党との連立政権を樹立した。

亀井氏が大物政治家たちの素顔を暴く本誌人気連載「亀井静香の政界交差点」が、このたび『永田町動物園日本をダメにした101人』と改題して単行本化された。

政界の裏の裏まで書き尽くし、すでに発売前から永田町に激震をもたらしている本書の刊行を記念して、亀井氏が政治家人生で出会った「悪人列伝」を語った。

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