2021.11.30
# 不動産 # 節約

月々1700円をケチって、火災保険の「落とし穴」にハマった30代夫婦の大誤算

地元だから安全と思っていたが…
長尾 真一 プロフィール

それに対して、基本プランに加えて、水ぬれ、盗難、水災、破損・汚損等も補償される充実プランは、同じ10年契約の一括払いで39万7000円でした。どちらにも地震保険は含まれておらず、加入する場合は追加で保険料が掛かります。

貯金はできるだけローンの頭金に回したこともあり、大野さんはなるべく保険料が安いプランを希望しました。2つのプランの保険料の差は約20万円。10年契約なので、月額だと約1700円の差になります。

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家を建てたのは子どもの頃から住んでいた地元で、それまで大きな災害を経験したこともなかったので、内容を吟味することもなく、保険料が安い基本プランを選択して火災保険に加入しました。また地震保険も付けませんでした。

家が建つと、思い描いていたとおりの幸せな生活が待っていました。妻と二人の希望を形にしたマイホームでの暮らしは快適で、週末にリビングで子どもと遊ぶときが大野さんにとっては何より幸せな時間でした。ところがその生活は長くは続きませんでした。

月に1700円、10年間で約20万円の保険料を節約しようとした大野さんですが、この後予想外の災害に見舞われ、火災保険の「落とし穴」にハマってしまうことになります。大野さん一家が遭遇した非常事態については、【後編】『月々700円の保険料をケチったせいで、マイホームを失った30代夫婦の悲劇』をご覧ください。

※登場された方のプライバシーに配慮し、実際の事例を一部変更、再構成しています。
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