本来は上向きの「12月相場」だが…
11月26日の週末、日本のマーケットは大混乱に陥った。
南アフリカで検出された新型コロナウイルス「オミクロン株」が欧州でも感染者が確認されたためだ。強力な感染力があるとされ、日本での第六波を懸念して、日経平均株価は一時2万8600円台まで下落した。
緊急事態宣言解除後、全国的に感染者数が落ち着いていただけに、今回のニュースに敏感に反応した形となった日本株市場。「GoTo」事業の再開や渡航制限の緩和などが検討されていたタイミングだけに、日本経済への悪影響は避けられないだろう。

いよいよ師走に突入する今週の日本株市場。本来であれば、大納会に向けて株価が上昇していく「12月相場」を迎える時期だが、今年は長い「冬枯れ」が続く可能性もありえる。
「オミクロン・ショック」がどこまで長引くかはまだわからないが、このような状況でどんな銘柄に狙いをつけていけばいいのだろうか。的中率ズバリ80%を誇る『DeepScore株価予報AIエンジン』(DeepScore社開発・運営)の予想を見ていこう。