2021.12.02
# エンタメ

まだ不幸の先がある『カムカムエヴリバディ』上白石萌音が深津絵里の母を演じる理由

※この記事は、一部物語の核心に迫る内容を含んでいます。

これ以上ないほどの不幸なヒロイン

スタート直後の第3話からヒロイン・橘安子(上白石萌音)と雉真稔(松村北斗)の淡い恋模様が描かれ、第15話で結婚、第16話で長女誕生したところまではよかった。

しかし、続く第17話で戦況が悪化するとムードは一変。母・小しず(西田尚美)と祖母・ひさ(鷲尾真知子)が命を落とし、第19話ではショックから立ち直った父・金太(甲本雅裕)も息を引き取り、第20話では待ち続けた夫・稔の戦死が知らされた。

週をまたいだ11月29日の第21話では、姑・雉真美都里(YOU)からきつく当たられた安子は居場所がなくなり、第22話で娘・るいを連れて大阪へ。芋飴を作って売り歩き、必死に生計を立てようとするが、思うように売れずガラの悪い男たちに絡まれてしまった。

ほぼすべての家族を失い、亡き夫の家からも追い出され、頼る人も職もない……ヒロインにこれ以上ないほどのハイペースで不幸が続いている。

『カムカムエヴリバディ』公式サイトより
 

ただ、ここ数年ドラマで重い展開が続くと、「つらくて見ていられない」という声があがり、視聴率も評判も下がっていく傾向があったが、『カムカムエヴリバディ』にはそれは見られない。

その理由は、やはり上白石萌音の存在と、藤本有紀の脚本によるところが大きいのだろう。

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