2021.12.07
# 離婚

持病で子どもが持てない“子無し既婚女性”が辿り着いた「子を持たない人生」の受け入れ方

先天性心疾患のため、子どもを持たない人生を選択せざるを得なかっためぐみさん。前編では、「持たない」ではなく「持てない」からこそ感じた罪悪感や葛藤などをお伝えした。

後編の今回は彼女がどうやって自分の気持ちに整理を付け、「子どもを持たない人生」に前向きになれたのかを紹介。似たような境遇の方の心の支えになれば嬉しい。

【前編】30代妻が絶句…持病で子どもが持てない「子無し既婚女性」が直面した“周囲の無理解”

[PHOTO]iStock
 

誰かと生きることを諦めて仕事に没頭した3年間

6年間連れ添った夫と離婚した後、のぞみさんは仕事に没頭。誰かと共に生きることは諦め、おひとり様でいようと思うようになった。「既婚という肩書きがないと、周囲から子どもの話を振られることがなくて、すごく楽でした。産めないという負い目も忘れられ、仕事も順調だったので、このまま未婚女性として生きていけばいいと思っていました。」

ところが、3年ほど経ったある日、過労で倒れてしまう。幸いにも、友人と会う約束をしていたため病院に搬送されたが、一歩間違えば孤独死もありえた。この経験を通し、のぞみさんはひとりで生きていくことに限界を感じ、もう一度、人と生きてみようと思い始めたという。

「本音を言うと、離婚してから寂しさに負けそうになったことは何度もありました。でも、子どもがいない夫婦へ向けられる周囲の無理解を知ったので、また同じ経験をしたり、一緒になった相手に辛い思いをさせたりするのは嫌で。私はひとりで大丈夫だと思い込もうとしていました。」

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