『ドラゴン桜』に登場「英作文の鬼」が指南、東大入試問題をすらすら解くには

「時制」「文脈」「論理」の3つがカギ
偏差値36の高校生を東大現役合格に導く勉強法でも大きな話題を呼んだ『ドラゴン桜』。その英語講師のモデルが、駿台予備学校、学研プライムゼミで講師を務め、「英作文の鬼」の異名を持つ竹岡広信氏だ。2005年に出版された竹岡氏の『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』は英作文の受験テキストとして異例の40万部を売り上げた。このほど新版改訂されたが、ここで改めて「基本英文100」の凄みがわかる「まえがき」をお届けしよう。受験勉強が追い込みに入るこの時期、英作文の「要諦」を一度、確認しておいてもいいのではないだろうか。

本当に100文でいいの?

英作文の勉強はこの100文を覚えるだけでいいと言うと、きっとこんな反論をする人がいるのではないでしょうか。

「英文をたったの100覚えたぐらいで英作文なんかできるか!」
「そんなものはまやかしだ!」
「マンガの世界を受験に持ち込むな!」

では逆に聞きます。100文ではダメで、200文や1000文ならいいのでしょうか?

まず、市販されているさまざまな英文集、もしくは「英作文問集の付録」としての英文集を検証してみてください。そうした英文集が「英作文のためのもの」だと言い切れるでしょうか? また、それを覚えることによって東京大学入試レベルの英作文を書けるようになるのでしょうか?

市販されている英文集を分類すると、次のようになります。

1. 日本人の筆者が「自信をもって」書いた英文のため、英文そのものが不自然なもの。もしくは英米人の発想が前面に出すぎていて、日本人にはとうてい書けないもの。

2. 文法・構文を網羅しようとするため、一昔前の「頻出熟語」や「頻出構文」を意識しすぎていて、英作文に必要のないものまで多く含んだもの。

3. 筆者の趣味が色濃く出ており、とりわけ時事的なものを取り入れることによって「新しさ」を主張するが、実際に使う場面がほとんどないか、あるいは使う必要のないものを多数含んだもの。

そのような無駄で非効率的な英文集と、この基本英文100は一線を画します。本書は英作文に必要なエッセンスを過不足なく100文に凝縮しているため、これを覚えるだけであらゆる英作文に対応できる基礎がマスターできるようになっています。ですから100文でいいのです。

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