2022.01.27

新聞、テレビは報じない…中国・習近平が「台湾」にこだわる「意外なワケ」

キーワードは「トウ小平」だ

中国共産党の「洗脳のための文書」、その怖い中身

2021年11月に中国共産党「六中全会」で、画期的な「歴史決議」を採択させた習近平。そのねらいはどこにあるのか。前回、この文書を詳しく検討した(参照:『中国・習近平「洗脳のための文書」をすべて読んだらわかった、その「強さ」と「弱さ」』)。

中国共産党の公式文書は、大量に印刷され、全国で学習される。党組織でも学校でも繰り返し教えられる。すみずみまで舐めるように読むのだから、一言一句に意味がある。本気で書かれている。

洗脳のための文書、と言ってもよい。

photo by Gettyimages
 

そこで、各国の情報機関や専門家は、文書をあらゆる角度から詳しく検討する。どこかに隠された意図を読み取れる手がかりがみつからないか。

たとえば、台湾問題は、人びとの関心の焦点である。

台湾に軍事侵攻する意図が、この文書から読み取れるだろうか。かりに、軍事侵攻の覚悟を固めていれば、それを隠すだろう。「歴史決議」に、台湾に軍事侵攻します、と書いてないから、軍事侵攻するつもりだ。――そこまで言えば、言い過ぎだろう。

ただ言えること。今回の「歴史決議」は、台湾侵攻の決意と矛盾しない。とくに、軍事指揮権が党の軍事委員会主席(習近平)にある、とわざわざ強調してある点が目につく。

そして、私は思う。習近平は台湾への武力侵攻を、固く心に決意している。絶対に。それは、習近平の行動や考え方をおさえればわかる。

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