2021.12.15
# ビジネス

コロナワクチンの「モデルナCEO」がなぜか「恐ろしい予言」をしているワケ

製薬業界の根本をぶっ壊す
田中 道昭 プロフィール

そのとき「ベンチャーキャピタル」がやっていたこと

バンセルCEOは自身で「モデルナの2人目の社員」と語っている。

事実上の創業者はハーバード大学で幹細胞を研究し、メッセンジャーRNAで成果をあげたデリック・ロッシ氏と言われているが、じつはそれをバックアップし、モデルナの創業と開発を支えているのはベンチャーキャピタルだったのである。

その名は「フラッグシップ・パイオニアリング」(FP)という。

モデルナ創業に深く関わった「フラッグシップ・パイオニアリング」のヌーバー・アフェヤンCEO Photo/gettyimages
 

彼らがベンチャーキャピタルとして革新的なところは、自らプロジェクトを生み出し、その進捗段階に応じて資金を投入し続けることである。IPO(株式市場への新規上場)などを経て、十分な成長軌道に乗れば、最終的に株を売却して利益を得るイグジットを完了する。

実績も十分だ。過去100社以上の企業を設立。IPOさせた企業は24社あり、イグジットは47社に上る。

日本ではあまり知られていないかもしれないが、じつはモデルナもそんなFPが立ち上げたベンチャー企業なのだ。では、そんな投資家に支えられるモデルナはいま何をしようとしているのか。。後編『コロナワクチン「モデルナ社」、5年後・10年後に「医療・健康・ヘルスケア」をここまで激変させる!』では、モデルナの衝撃的な経営戦略について詳細にレポートしよう。

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