支援金バブル、自粛強要…パンデミック後遺症を真剣に考えるべき時

オミクロン株の登場は終了のサイン

感染力と毒性はトレードオフ

新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の発生が報じられたとき、一部メディアが「感染力が強くかつ毒性が強い可能性」などと報じたこともあって、株式市場などで大騒ぎとなった。

しかし、12月7日付の日本経済新聞の記事「オミクロン型、南アで重症化少なく 検証には時間必要」にあるように、感染力が強い可能性はあるものの、重症化の可能性が高いと考えるのには無理がある。

実際、ウイルスの毒性と感染力はトレードオフ(片方が強くなると片方が弱くなる)なのだ。そして、毒性が低く変異した感染力の強い株が広がれば、毒性が強く感染力が低い株を駆逐する可能性が高い。

これは自然界の生き残り戦略=進化について考えればすぐにわかることだ。

生物学会で定説になっている「ウイルスが生物ではない」とする根拠の一つに「自己増殖ができない」ことがあげられる。だから、宿主を殺してしまうような毒性の強いウイルスは、宿主と共に自分も消え去ってしまう。したがって、自然界では繫栄しにくいのだ。

それに対して、毒性が低く感染力が高いウイルスは宿主と共存共栄して栄えるというわけだ。例えば、風邪の原因は80~90%がウイルスによるものだとされ(残りは一般細菌など)極めて感染力が高いが、毒性が低く人類と共存共栄している。

だから、感染力が強くて毒性も強くなった変異株というものは、あり得ないことは無いが、「極めて異例」であり、そのような基本的な確認がされずに人々が惑わされるのは非常に残念なことだ。

中国・武漢発の新型肺炎は、発生の状況に関する共産主義中国の隠ぺいともいえる態度と、それを後押しする「中国の番犬」と評されるWHO事務局長などによって科学的検証が妨害された。また、米国の感染症対策トップのアンソニー・ファウチ博士も彼らと共謀しているとの疑惑が存在する。

 
by Gettyimages

さらには、マスクやワクチンが「イデオロギー化」し政治闘争の舞台になっている。

彼らが垂れ流すプロパガンダに騙されていては、我々の「すべての人々に一つずつしか割り当てられていない命」が危険にさらされる。

9月16日公開「東大寺の大仏を建立した『厄病退散』文化復活でコロナ禍を乗り切れ」で触れた「歴史的考察」も含めて、「パンデミックの終焉」と「パンデミック後の世界」について考えてみたい。

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