ところで韓国には、バンド系っているんですか?
12月6日、韓国大手芸能事務所・JYPエンターテインメントから6人組のボーイズバンド『Xdinary Heroes(エクスディナリー・ヒーローズ)』がデビューした。名門のバークレー音楽大学出身のメンバーもいて演奏スキルも高く、作詞作曲にも参加。JYPが『DAY6』に続いて、6年ぶりに力を入れるボーイズバンドとして話題を集めている。

でも、韓国ってボーイズグループやガールズグループはメジャーだけど、バンド系ってどうなの?と思う人もいるだろう。
日本での活動も多い『CNBLUE』や『NELL(ネル)』、日本のロックフェスにも参加し欧米でも人気がある『HYUKOH(ヒョゴ)』、JYPエンターテイメント初のバンドグループ『DAY6』、2021年MAMAでベストバンドパフォーマンスに選ばれた『Jannabi』など、実はいろんなタイプの人気アーティストがいる。が、韓国の音楽業界全体からみると、メインストリームはやはりボーイズ/ガールズグループだ。
逆に日本では、例えば先日のFNS歌謡祭を例にしても、東京事変、スカパラ、あいみょん、スピッツ、優里、桑田佳祐、矢野顕子……とバンド系、シンガーソングライター系が数多く出演している。ヒットチャートにも、King Gnu、星野源、米津玄師、Official髭男dism、サカナクション……バンド系、シンガーソングライター系は欠かせない存在だ。しかも、ジャンルも多彩だ。
そんなわけで今回は、バンド人気が高い日本とは、ちょっと異なる韓国のバンド事情について、独自の視点で韓国情報を伝える『韓国人YouTuber JIN(仁)』さんと、音楽好きで韓国のバンド事情にも詳しいというJINさんの妻の「Jちゃん」に話を伺った。あくまでも、韓国の一般大衆のバンドに対する意識を話してもらったので、音楽通の方、韓国バンドに詳しい方、フォローできてないバンドがあったら、お許しください!
