シェブロン(CVX)

■$118.34 4.53%
ダウ構成銘柄で唯一の石油メジャー株。株価は原油高を受けて年初来高値圏まで上昇しているが、予想PERなどは依然として割安感が残る。
ただし米国株市場においても、石油メジャー株は脱炭素の観点からディスカウントされがちだ。足元で120ドル近辺の株価水準は長期的な上値抵抗ラインでも相当する。
経営環境の厳しさからは、一段の原油高以外に上方突破する材料は乏しいと考える。
ウォルグリーン(WBA)

■$49.5 3.86%
ドラッグストアを中心とするヘルスケア企業。長期的に右肩下がりの株価推移が続いてきたが、コロナショック後は50ドルを挟んで下値を固めつつある。
ただし、薬剤師不足に加えてオンライン化の波にも乗り切れておらず、厳しい収益環境が続きそうだ。当面は低水準の利益率が余儀なくされるとみる。